レンタルサーバ + Webシステム開発 = E-business

■レンタルサーバご利用参考資料
サーバご利用の参考にJF Project によるJF (Japanese FAQ)を掲載しています。

Linux JF(Japanese FAQ)Project.
JF は, Linux に関する解説文書・FAQ などを作成・収集・配布するプロジェクトです.

グリーンネット・トップページへ戻る


一覧に戻る
XDM and X Terminal mini-HOWTO

Kevin Taylor

          kevin@northants.lug.org.uk
        

野本浩一 - 日本語翻訳

          hng@ps.ksky.ne.jp
        

Revision History                                                       
Revision v0.05         14 November 2000          Revised by: kt        
Added cross-references to other Howtos                                 
Revision v0.04         6 November 2000           Revised by: kt        
Updates after first public draft.                                      
Revision v0.03         3 July 2000               Revised by: kt        
Minor updates from first comments                                      
Revision v0.02         28 June 2000              Revised by: kt        
First SGML source draft from HTML source                               
Revision v0.01         27 June 2000              Revised by: kt        
First HTML source draft                                                

この文書は、XDM を使用して X 端末を管理する基本的な考え方を記述していま
す。XDM のすべての機能を網羅的に解説するのではなく、X 端末のために XDM
を使って何ができるかについて丁寧に紹介しようとするものです。

X 端末の導入および設定について、十分な検討を行うために、 'Thin-client'
HOWTO を読んでください。これは、Linux Documentation Project もしくは
Linux Terminal Server Project から入手できます (Section 7 を参照のこと)
。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Table of Contents
1. はじめに
   
    1.1. Copyright Information
    1.2. 免責
    1.3. 最新版
    1.4. 謝辞
    1.5. フィードバック
    1.6. 今後の予定
   
2. 基本概念
   
    2.1. 何を書いているか
    2.2. この文書について
   
3. XDM
   
    3.1. XDM とは
    3.2. X 端末とは
    3.3. いくつかの専門用語
    3.4. XDM は何ができるか
       
        3.4.1. X サーバからの検索
        3.4.2. XDM による X サーバの管理
       
4. XDM の設定
   
    4.1. 設定ファイル
    4.2. X サーバを管理する XDM の設定
    4.3. 検索を受信する XDM の設定
    4.4. X の起動
    4.5. Chooser アプリケーション
   
5. 上級の設定オプション
   
    5.1. 設定のセット
    5.2. X リソース
   
6. 一般的な設定
   
    6.1. Linux から Linux へ
       
        6.1.1. 独立型の X ワークステーション
        6.1.2. X 端末とアプリケーションサーバ
        6.1.3. 管理する X 端末のグループ
       
    6.2. Linux から他のシステムへ
       
        6.2.1. Linux と Solaris
       
    6.3. 他のシステムから Linux へ
       
        6.3.1. Solaris と Linux
        6.3.2. Windows と Linux
       
7. リソース
8. 日本語訳について

1. はじめに

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.1. Copyright Information

This document is copyrighted (c) 2000 Kevin Taylor and is distributed
under the terms of the Linux Documentation Project (LDP) license,
stated below.

Unless otherwise stated, Linux HOWTO documents are copyrighted by their
respective authors. Linux HOWTO documents may be reproduced and
distributed in whole or in part, in any medium physical or electronic,
as long as this copyright notice is retained on all copies. Commercial
redistribution is allowed and encouraged; however, the author would
like to be notified of any such distributions.

All translations, derivative works, or aggregate works incorporating
any Linux HOWTO documents must be covered under this copyright notice.
That is, you may not produce a derivative work from a HOWTO and impose
additional restrictions on its distribution. Exceptions to these rules
may be granted under certain conditions; please contact the Linux HOWTO
coordinator at the address given below.

In short, we wish to promote dissemination of this information through
as many channels as possible. However, we do wish to retain copyright
on the HOWTO documents, and would like to be notified of any plans to
redistribute the HOWTOs.

If you have any questions, please contact 

    参考訳:
   
    この文書の著作権は "(c) 2000 Kevin Taylor" が保有し、以下に定める
    Linux Documentation Project (LDP) のライセンスの条件に従い、配布で
    きます。
   
    特に断りがない限り、Linux HOWTO 文書の著作権はそれぞれの著者が保有
    しています。Linux HOWTO 文書の全体あるいは一部は、物理的電子的を問
    わず、あらゆるメディアに自由に複写できます。ただしその際にはこの著
    作宣言をすべてのコピーに付加する必要があります。商業的な配布も許可
    し、また奨励します。しかしその際には著者にお知らせくださるようお願
    いします。
   
    Linux HOWTO の文書を含んだ翻訳、修正および編集作業の成果は、すべて
    この著作権条項に従う必要があります。すなわちこの HOWTO を修正した後
    に、配布条件に追加項を加えることはできません。但し適当と認められた
    場合は例外とすることもできます。Linux HOWTO の管理者に連絡してくだ
    さい。アドレスは以下に示します。
   
    要するに我々はこれらの情報を可能な限りの方法で広めたいと思っている
    のです。しかし我々は HOWTO 文書に関する著作権は保持し続けたいと望ん
    でいます。また、HOWTO を再配布する計画については知らせてほしいと思
    っています。
   
    もし疑問点があったら、Linux HOWTO の管理者に連絡してください。電子
    メールのアドレスは  です。
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.2. 免責

No liability for the contents of this documents can be accepted. Use
the concepts, examples and other content at your own risk. As this is a
new edition of this document, there may be errors and inaccuracies,
that may of course be damaging to your system. Proceed with caution,
and although this is highly unlikely, the author(s) do not take any
responsibility for that.

All copyrights are held by their by their respective owners, unless
specifically noted otherwise. Use of a term in this document should not
be regarded as affecting the validity of any trademark or service mark.

Naming of particular products or brands should not be seen as
endorsements.

You are strongly recommended to take a backup of your system before
major installation and backups at regular intervals.

    参考訳:
   
    この文書の内容に関して責任は一切持てません。ご自分の責任でこの文書
    に書かれている考え方や参考例などを利用してください。たとえアップデ
    ートされたとしても、誤りや不正確なところが残っているおそれがあり、
    あなたのシステムに障害を与えるかもしれません。ですから設定は慎重に
    行ってください。万が一、何か問題が起こったとしても、私は責任をとれ
    ません。
   
    すべての著作権は特に記述していない限り、それぞれの著者が保持してい
    ます。文書内に記載されているトレードマークや商標などは各社の商標ま
    たは商標登録です。
   
    プロダクトやブランド名の記述は、必ずしもそれぞれを推奨しているもの
    ではありません。
   
    インストール作業をする前にはシステムのバックアップをとっておくこと
    、また定期的にバックアップをとり続けることを強く推奨します。
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.3. 最新版

この文書の最新版は、 The Northants LUG, UK Project Pages (http://
www.northants.lug.org.uk/projects/xdm-mini/) から入手できます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.4. 謝辞

情報提供や校正いただいた、下記の方々のご協力に感謝します。

1995 年に書かれた X teriminal mini-howto の著者 Scot W Stevenson。彼の
文書から、"上級の設定オプション" の章における xdm-config の設定を入手し
ました。

Northants LUG, UK の皆さん。文書の校正をしていただきました。

XDM、Xserver の man ページ、デフォルトの XDM スクリプト、の作者の皆さん
。

Neil Zanella, Rafael Herrera, Paul Hornshaw, Clive Jones, Robert de
Geus, Alex Schenkman, Richard Kaszeta, Malcolm Herbet を含む初期のバー
ジョンからコメントいただいた皆さん。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.5. フィードバック

この文書に関するフィードバックは、間違いなく大歓迎です。あなたの提案や
入力なしでは、この文書は、存在できなくなります。追加や意見、批評を
 まで送ってください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.6. 今後の予定

たぶん、以下に示したいくつかの項目について、もう少し詳細に述べるはずで
・・・

 ・ XDM に関連するデバッグ上の問題点
   
 ・ XDM の置きかえ - KDM や GDM など
   
 ・ 他の Unix や Windows との統合
   
 ・ FAQ や一般的な失敗
   
いくつかの提案?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2. 基本概念

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2.1. 何を書いているか

この文書は、'thin-client' コンピュータを提供するために、Linux を利用し
、X 端末と X サーバを管理するために XDM (the X display manager) を利用
する際の、基本概念を述べています。

X (もしくは 'X ウィンドウシステム') は、ウィンドウ機能で、Unix システム
のために選択されたグラフィック環境です。その独特な長所 (および、この文
書が、関与するキービット) は、実行するアプリケーション (ウェブブラウザ
、ワードプロセッサなど) が、実際のグラフィックスクリーンと入力装置 (マ
ウス、キーボードなど) から、ネットワーク通信の仕組みを経て、分離してい
ることです。

その本質は、あるマシン上でアプリケーションを実行し、その入力と出力をネ
ットワークを経て、別のマシンにリダイレクトできることです。これは、 X 端
末を可能とさせる重要な特色です。

この文書は、Linux のネットワークもしくは X、のインストールもしくは設定
は扱いません。それらの詳細は、Linux Documentation Project にある適切な
HOWTO 文書を参照してください (Section 7 を参照のこと)。

この文書は、'XDM を起動させるために' という文書として扱えるはずです。そ
れは、XDM と X 端末を利用するための基本的な用語と概念を述べ、最小限の安
全性を提供する簡単な例を示しているからです。

文書内の基本的な機能を理解していないなら、文書の最後で紹介したリソース
のリストを参考にしてください - この文書の例は、最低限の安全モードでの操
作を利用したので、特に '認証' とセキュリティの設定を調査すべきです。

注意 - この文書内の情報は、Debian 2.1, SuSE 6.4, Mandrake 7.0 および、
RedHat 6.0 を実行しているシステムから入手しました。

この文書は、X 端末のための Linux のインストールと設定の方法の記述をしま
せん。この情報に関しては、'thin-client' HOWTO 文書を参照してください。
Linux Documentation Project か、Linux Terminal Server Project から入手
できます (Section 7 を参照のこと)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2.2. この文書について

私のメインの Linux box の X 端末として、486 PC 上で Linux を動かす実験
をしたかったことから、この文書ができました。

XDM と X 端末に関する man ページや仕様書、その当時の HOWTO 文書を読んだ
ら、かえって、どこで XDM が動くべきなのか、XDM サーバと、X サーバや類似
X サーバの違いは何なのかが分からなくなってしまい、一二晩の実験の末、こ
の文書が生まれました。

いったん、基本的な技術用語を整理すると、XDM の文書とサンプルファイル自
身が含んでいるコメントなどの情報や仕様が良く分かるようになりました - 私
が作業を始めた時は、その基本概念の簡単な手引きを見つけられませんでした
。この文書が、私と似た状況にある方々への適した手引きになることを願いま
す。

16 MB RAM 搭載の 486dx2/66 が、立派な X 端末になるなんて、あー、なんて
不思議なことでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3. XDM

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.1. XDM とは

簡単に言えば、XDM (the X Display Manager) は、コマンドラインの 'login'
プロンプトをグラフィック環境に置きかえたものと考えることができます。本
当は、もっと多くのことをしています。

一般的に、XDM は、電源投入時に 'root' ユーザ (もしくはシステムの起動ス
クリプト) により起動され、グラフィックログインプロンプトをユーザに与え
ます。そしてログインすると、XDM は、そのユーザの X セッションを管理しま
す - すなわち、ウィンドウマネージャやアプリケーションの実行を開始します
。

これは、多くの Linux ディストリビューションのデフォルトのインストールで
行われている標準的な 'simple local machine login' の設定とみなせます。
しかし、XDM は、リモート X サーバ (群) の管理や、リモートの 'X 端末' に
ログインプロンプトを表示することもできます。要するに、ローカルマシンに
限りません - ネットワークで接続された他のマシンを簡単に管理できます。

XDM は、いろいろな設定ができるユーティリティで、この文書では、ちょっと
だけ、この文書に必要な上辺だけなぞります。この文書の狙いは、X 端末とア
プリケーションサーバをそれぞれ他のものへ接続する設定の十分な情報を提供
することです。この文書で検討している話題のもっと詳細な情報は、 Section
7 を参照してください。

セキュリティ上の注意 - X (のデフォルトの設定) と XDM は、特に安全という
わけではありません。'信頼できる' ネットワーク上で X を実行し、安全性を
論点にしなくてもよいことを想定しています。 X 接続の安全性を強化する方法
の詳細 (および X のネットワーク機能を使用することの詳細) に関しては、
LDP にある 'Running Remote X Applications' HOWTO 文書を参照してください
(Section 7 を参照のこと)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.2. X 端末とは

この用語は様々なシステム構成を網羅することが出来ますが、ここでは単純の
為に、ネットワーク接続した、キーボード、マウス、モニタがあるマシンでネ
ットワーク上のどこかにあるアプリケーションサーバに接続できる X ウィンド
ウシステムが実行できるように設定されているマシンをさします。

'X 端末' の設定は、機能の段階に応じ、完全なディスクレス端末から高機能な
X ワークステーションまで、いろいろあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.3. いくつかの専門用語

先に進む前に、これ以上は、この文書内で使用している用語の説明はしません
。X について話す時、何のために何が機能を提供しているのかなどの、かなり
多くの混乱があります。これは、ネットワーク上の X 端末に、セッションを分
散させようとすると、特に混乱します。文書内で使う用語を以下に示します。

ディスクレス X 端末
   
    これは、ディスクを持たないマシンで、EPROM (もしくは似たようなもの)
    からブートし、ネットワーク接続したサーバを利用します。ネットワーク
    設定、オペレーティングシステム、システム設定、そして、すべてのアプ
    リケーションをサーバから入手することを意味します。いったんブートし
    てしまえば、これは 'ダム X 端末' (下記参照) と同じになります。一般
    的に、この設定は、次に示すブートのためのネットワークプロトコルの組
    合せが使われます - BOOTP, DHCP, TFTP など。ディスクレスクライアント
    の構築の方法の詳細の参考となる情報が、Section 7 にいくつかあります
    ので参照してください。
   
ダム X 端末
   
    これは、ローカルディスク内のオペレーティングシステムからブートする
    マシンで、プログラム 'X サーバ' のみ起動され、他には何も起動されま
    せん。何らかの形で、ログインプロンプトがマシン上に表示され、ネット
    ワーク上のどこかの 'アプリケーションサーバ' へユーザがログインする
    ことを可能にします。
   
X ワークステーション
   
    これは、ダム X 端末と似たようなものですが、ローカルマシンにログオン
    する選択肢が提供され、それ故に、必要であれば、独立型の (言い換えれ
    ばネットワーク接続性のいらない) ワークステーションになれる能力があ
    ります。ほとんどのディストリビューションは、出荷状態で、グラフィッ
    クログインプロンプトを伴う独立型 X ワークステーションとして設定でき
    ます。
   
アプリケーションサーバ
   
    この文書の文脈において、X 端末で実行したいアプリケーション (X クラ
    イアント) を提供するマシンを指すために 'アプリケーションサーバ' と
    いう用語を使用します。これは、エディタやブラウザから 'ウィンドウマ
    ネージャ' それ自身まで、すべてのものを含みます。
   
X サーバ
   
    これは、物理的なコンソール (ディスプレイ、キーボード、マウスなど)
    を伴うマシンのディスプレイを管理するプログラムです。それは、グラフ
    ィックカード、キーボード、マウスの 'ドライバ' の組合せと考えること
    もできます。これは、X クライアントへのサービスとしての機能を提供し
    ます (それ故に 'サーバ' と呼ばれます)。詳細については、Section 7 に
    ある X User Howto を参照してください。
   
X クライアント
   
    これは、入力 (キーボードとマウス) と出力 (ディスプレイ) を提供する
    X サーバの使用が必要なアプリケーションです。X クライアントは、 X サ
    ーバのサービスなしでは、出力が行えません。X サーバは、ローカル (同
    じマシン上) か、ネットワークのどこででも実行できます。
   
上記の概要のように、X ワークステーションは、ダム X 端末とアプリケーショ
ンサーバから成り立ち、同一マシン上でそれらを実行するものと考えることが
できます。

この文書は、上記の様々なアーキテクチャの選択肢を考察し、どのように XDM
を設定し、その役割をさせるか記述します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.4. XDM は何ができるか

XDM は、ユーザにログインプロンプトを提供し、その X セッションの開始を受
け持ちます。それは、ローカルセッション (すなわち X ワークステーションへ
のログイン) もしくは、ディスクレスかダム X 端末から、ネットワークを介し
たアプリケーションサーバへ、リモートマシン間のセッションを管理できます
。

XDM は、2つの主要な操作モードがあります。

 ・ X サーバからの検索
   
 ・ XDM による X サーバの管理
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.4.1. X サーバからの検索

XDM と現存する 'X サーバ' (物理的なスクリーン・キーボード・マウスなどを
持つマシン) との通信は、XDMCP (X Display Manager Control Protocol) を介
し、行われます。

これは、X サーバが XDM を実行しているサーバの検索を送出することを許可し
ます。事実上、X サーバは 'ログイン待ちをしている人がいるので、ログイン
プロンプトをください' と言います。この操作モードで、XDM は、 X サーバが
たずねるまで、何もしません。

X サーバからの検索は、3つの方法があります。

 ・ Direct query - X サーバは、指定されたホストと通信し、サーバがそのデ
    ィスプレイにログインプロンプトを出すことを要求します。
   
 ・ Broadcast - X サーバは、ネットワークにブロードキャストメッセージを
    送出し、最初にブロードキャストに応答した XDM を実行しているサーバは
    、そのディスプレイにログインプロンプトを出します。
   
 ・ Indirect query - X サーバは指定されたホストと通信しますが、ネットワ
    ーク上で XDM を実行しているホストを知っている他のホストにたずねます
    。次に、指定されたホストはユーザがホストを選択するためのリストを表
    示します。そして、選択したホストと通信を開始し、その結果、選択され
    たホストはそのディスプレイにログインプロンプトを表示します。
   
他にもいくつかの選択肢がありますが、それらは、この文書では扱いません -
詳細については、Section 7 にある XDM と XDMCP の文書を参照してください
。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.4.2. XDM による X サーバの管理

X サーバを実行するマシン (たとえばディスクレスかダム X 端末) がいくつか
あり、一つのアプリケーションサーバからログインプロンプトをすべてのマシ
ンに与えることを意図するなら、自動的にそれぞれの X サーバへ接続し、それ
ぞれのディスプレイへログインプロンプトを表示する設定をアプリケーション
サーバ上の XDM にすることで可能です。

この操作モードにおいて、XDM は、X サーバ自身からの検索を待つことなく、
記載された X サーバに対し、積極的にログインプロンプトを '押し出します'
。

このケースでは、XDM が接続し、そのログインプロンプトを表示すべきそれぞ
れのマシン (必要なら、そのローカルディスプレイも含む) が設定ファイル
'Xservers' に記入されています。

設定の中にリモート X サーバを記入しない時の設定は、X ワークステーション
のために使用される標準的な設定で、ユーザが使っているローカルマシンへグ
ラフィックログインを表示します。前に述べたように、ほとんどのディストリ
ビューションはローカルグラフィカルログインプロンプトをユーザに表示する
ために、出荷状態でこの設定を行っています。

注意 - XDM は、X サーバに接続が許可されなければならないという問題があり
ます - なので、X サーバ上のアクセスコントロールは適切に設定しなければな
りません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4. XDM の設定

この章では、XDM がこの文書のここまでで述べている機能を行うために、何を
設定する必要があるか記述します。

それぞれのケースで、述べている設定は、それぞれの目的を果たすために最低
限必要なものです。ほとんどのケースで、これは最小の安全性の設定であるこ
とも意味します。XDM と X 端末を安全にすることについての追加情報のため、
Section 7 に記載したいくつかの追加文書を参照してください (特に 'Running
Remote X Applications Howto')。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.1. 設定ファイル

 ・ xdm-config
   
 ・ Xaccess
   
 ・ Xservers
   
 ・ Xresources
   
(Debian 2.1. Mandrake 7.0.2, RedHat 6.2) -

      /etc/X11/xdm                                                     
                                                                       

か、(SuSE 6.4) -

      /usr/X11R6/lib/X11/xdm                                           
                                                                       

にあるでしょう。

xdm-config
   
    他の設定ファイルの場所と基本的なアクセス許可を定義します。この文書
    に関連するすべてのディストリビューションでは、そのファイル名は、こ
    こに書いたとおりでした (しかし、たまに違う場所にあります)。
   
    これは、X のセッションに関する様々な状態遷移のために実行する
    startup などのスクリプトも定義します。ほとんどのディストリビューシ
    ョンは、あらかじめ設定したものを付属させていると思われるので、これ
    らの変更の必要はないはずです。
   
    XDM が管理する X のセッションと、xinit か startx によって開始される
    X のセッション (すなわち、XDM に管理されない X のセッション) では、
    startup と設定スクリプトのセットが異なるので注意してください。
   
Xaccess
   
    どのマシンが XDM に接続できるか - 言い換えれば、ネットワーク上の別
    のどのマシンからの XDMCP 検索を受け付けているか - を決めます。この
    ファイルに記載されていないマシンは、XDM からのログインプロンプトを
    要求できません。
   
Xservers
   
    自動的に、XDM が接続し、ログインプロンプトを表示するマシンの一覧を
    含みます - 言い換えれば、それらのマシンはすでに X サーバを実行して
    いますが、ログインプロンプトが提供されることを待っています。
   
    これは、'X サーバを管理する XDM' に必要とされます。リモートの X サ
    ーバに XDM の検索をさせるなら、このファイルに記入する必要はありませ
    ん。
   
    独立型の 'X ワークステーション' として実行する時、ふつうはこのファ
    イルの中に一つのエントリがあり、それは localhost です。
   
Xresources
   
    XDM ウィジェット (たとえば、ログインの 'box' のサイズ、色、背景の図
    柄など) に利用される X のプロパティを指定します。
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.2. X サーバを管理する XDM の設定

XDM がログインプロンプトを表示する X サーバの各々のエントリは、ファイル
Xservers に置かなければなりません。これは、ローカルマシンやリモートマシ
ンの一覧を含むことができます。

例

      # First the local host                                           
      :0 local /usr/bin/X11/X vt7                                      
      #                                                                
      # Then the remote hosts                                          
      emma:0 foreign                                                   
      alex:0 foreign                                                   
                                                                       

これは、ローカルマシン上で XDM を起動し、ホスト 'emma' と 'alex' 上で実
行している X サーバ上にもログインスクリーンを表示します (このマシンが
'emma' と 'alex' で実行している X サーバに接続を許るされるように 'emma'
と 'alex' 上で設定がされていると仮定します)。

一つのマシン上で複数の X サーバを実行しているなどの例で、必要なら、ホス
トとディスプレイ (:0, :1 など) を指定することができることに注意してくだ
さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.3. 検索を受信する XDM の設定

ファイル Xaccess は、ログインプロンプトを要求するために、このマシン上の
XDM をどのホストが検索していいか決めます。

例

      # First line for direct queries                                  
      *                                                                
      # Following line for indirect queries                            
      * CHOOSER BROADCAST                                              
                                                                       

すべてのホストは、direct query を用い XDM を経てログインプロンプトの要
求をしていいことを意味します (最初の '*' の意味です)。

'CHOOSER' の行は、indirect query を用い、どのホストが XDM に接続できる
か指定します - このケースでは、すべてのホストが、接続する可能性のあるホ
ストの一覧を得るために、このマシンを検索していいことになります (2番目
の行の '*')。

'BROADCAST' は、broadcast query により、このマシン上の 'chooser' アプリ
ケーションが、ネットワーク上の有効なサーバ (このサーバでも XDM が実行さ
れているでしょう) の一覧を入手できることを意味します。 'chooser' につい
ては、後述します。

これらのエントリ内に特別なホストの名前をおくことができます (chooser を
使用することなく、他への indirect query も可能です) が、この文書では説
明しません (より多くの情報にリンクするために Section 7 を参照してくださ
い)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.4. X の起動

X サーバ自身の起動方法は、ローカルやリモートの XDM とどのように話したい
かによって、依存するでしょう。

X ワークステーション : XDM とローカル X サーバ
   
    通常、XDM は自動的に X を起動し、普通、XDM は (init スクリプトによ
    り) 起動プロセスの一部として実行されるように設定されているでしょう
    。
   
    標準で、ファイル Xservers は一つのエントリ - ローカルホストのもの -
    を持ち、ファイル Xaccess は、ローカルホストからアクセスする許可だけ
    を必要とします。
   
X 端末 : リモート XDM
   
    クライアントなしで、単に、X を起動します。そのアクセスパーミッショ
    ンはリモートの XDM の起動時に、それが接続できるような設定にします。
    以下はアクセス制御を伴わない X の起動をするでしょう。
   
              /usr/X11R6/bin/X -ac                              
                                                                
   
    リモート XDM が起動された時、そのように設定されたすべての (そのファ
    イル Xservers に記載された) X サーバ (群) にログインプロンプトを '
    押し出す' でしょう。
   
X 端末 : リモート XDM の検索
   
    検索には3つのモードがあることを思い出してください - direct,
    indirect, と broadcast です (一つのホストのための direct, 返答した
    最初のホストのための broadcast, もしくはホストの一覧を示す
    indirect)。
   
              /usr/X11R6/bin/X -query the.remote.host           
              /usr/X11R6/bin/X -broadcast                       
              /usr/X11R6/bin/X -indirect the.remote.host        
                                                                
   
それぞれのケースで、X を自動的に起動する必要があれば、たいてい、X は
root として起動されなければならず、init スクリプトにより起動する設定と
なるでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.5. Chooser アプリケーション

XDM は indirect query を受信する時、'chooser' アプリケーションのための
設定が、Xaccess に指定されているとすれば、その XDM が知っているサーバを
管理する他の XDM の一覧をユーザに提供できます。

この操作モードでは、通常の XDM ログインプロンプトのかわりに、ネットワー
ク上の現在 XDM 接続を受け付ける検索されたホストの一覧を 'chooser' アプ
リケーションとともにユーザへ表示します。

始めに chooser を使うことを試した時、SuSE と Debian に付属するファイル
Xresources に指定された chooser ウィジェットのサイズは、とても大きなス
クリーンのためのものであることを知りました。次に示す行は、それを修正し
た Xresouces の行です。

      Chooser*geometry:      700x500+300+200                           
                                                                       

chooser は、2つの方法のどちらかで、ホストの一覧を入手します。

 ・ Broadcast Query - このモードで、要求は、ネットワークにブロードキャ
    ストされ、一覧は、それを受信した XDM を実行している別のアプリケーシ
    ョンサーバからの返信によって作成されます。
   
 ・ Explicit Listing - ファイル Xaccess に記載された chooser のためのホ
    ストの一覧を提供できます。以下にその Xaccess を示します。
   
            %hostlist      emma alex liam                       
            *              CHOOSER %hostlist                    
                                                                
   
    候補として、いつも、ホスト emma, alex, と liam が一覧されることを意
    味します - たとえ、そのマシンのいずれかが停止していても (ときたま、
    接続を試みる前に、そのホストが実行しているか見るために 'ping' ボタ
    ンが用意されているものもあります)。
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

5. 上級の設定オプション

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

5.1. 設定のセット

xdm-config ファイルは、スクリプトと他の設定ファイルを定義する豊富なオプ
ションのセットを与えます。多くのケースで、ディストリビューションが既定
値を提供していることは素晴らしいことですが、それらが望むものかどうかは
・・・

起動スクリプトと設定ファイルの名前は XDM に使用され、それは最上位の
xdm-config ファイルの中で、一連の記述により決められます。これは能力の異
なる X サーバや X 端末のための異なったファイルのセットを設定することを
許します。

例をあげれば、ローカルディスプレイを管理する XDM を利用したいが、ネット
ワーク上の他の X 端末からの検索も受け入れさせたい。次に示す2行のように
、これらのそれぞれのケース用に異なる Xresources のファイルを xdm-config
に指定すれば可能です。

      DisplayManager._0.resources            /etc/X11/xdm/Xres_0       
      DisplayManager*resources               /etc/X11/xdm/Xresources   
                                                                       

これは、ローカルディスプレイ用 (_0 は :0 を XDM に指定する方法) に
Xres_0 を、他のもの用 ('*') に Xresources を使用します。

'ホスト上のディスプレイ 0' を指定するために、通常は host:0 を使いますが
、XDM の設定ファイルでは、用語 host_0 を使うことに、注意してください。

同様に、特別なホスト用に特殊なリソースファイルを使いたいなら、次のよう
なエントリを使用できます。

      DisplayManager.host_0.resources       /etc/X11/xdm/Xres_host_0   
                                                                       

デフォルトの xdm-config ファイルに目を通したなら、たぶん、ローカル X サ
ーバが、リモート X サーバのために、起動時とサーバのリセット時に異なる動
作をするよう、設定されていることに気づくでしょう。debian のファイルで、
ローカルサーバ用は次のとおりでした。

      DisplayManager._0.resources:    /etc/X11/xdm/Xresources_0        
      DisplayManager._0.setup:        /etc/X11/xdm/Xsetup_0            
      DisplayManager._0.startup:      /etc/X11/xdm/Xstartup_0          
      DisplayManager._0.reset:        /etc/X11/xdm/Xreset_0            
                                                                       

そして、リモートサーバ用は次のとおりでした。

      DisplayManager*resources:       /etc/X11/xdm/Xresources          
      DisplayManager*setup:           /etc/X11/xdm/Xsetup              
      DisplayManager*startup:         /etc/X11/xdm/Xstartup            
      DisplayManager*reset:           /etc/X11/xdm/Xreset              
                                                                       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

5.2. X リソース

この文書は、有効な X リソースに簡単に触れるだけですが、Xresources ファ
イルにより、自由に XDM を設定できるためのことは述べます。

必要なら、次に示す項目を変更してください。

 ・ Fonts, login prompt sizes
   
 ・ Background graphics
   
 ・ Window Titles, etc
   
XDM リソースのもっと詳細な検討が Richard Kaszeta のウェブサイトでなされ
ています (Section 7 を参照のこと)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6. 一般的な設定

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.1. Linux から Linux へ

6.1.1. 独立型の X ワークステーション

これは、すでに何度もこの文書で述べていますが、要約すると、 localhost
(すなわちローカルマシン) に関連する一つのエントリを Xservers 内に持った
、XDM を実行している PC です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.1.2. X 端末とアプリケーションサーバ

XDM はアプリケーションサーバ上で実行します。

 ・ Xserver : エントリは含みません
   
 ・ Xaccess : X 端末の接続を許可しなければなりません
   
X 端末は、アプリケーションサーバへ direct query を使用して、X を実行し
ます。

          /usr/X11R6/bin/X -query the.application.server               
                                                                       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.1.3. 管理する X 端末のグループ

XDM はアプリケーションサーバ上で実行します。

 ・ Xserver : 管理する X 端末をそれぞれ記入します
   
 ・ Xaccess : それぞれの X 端末の接続を許可しなければなりません
   
それぞれの X 端末で、XDM の接続を許可するために、適切にアクセス制御を設
定し、X を実行します。

          /usr/X11R6/bin/X -ac                                         
                                                                       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.2. Linux から他のシステムへ

Linux の X 端末を使って、XDM を実行している別のシステムに接続することが
できます。上記と同じ原理が適用できますが、XDM (もしくは等価なもの) の設
定の仕様が、そのシステム固有でしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.2.1. Linux と Solaris

これまでに述べたように、Solaris machine を検索する指示を行い Linux box
上で X を実行できます。

          /usr/X11R6/bin/X -query the.solaris.server                   
                                                                       

Solaris box のフォントサーバを使う設定を、Linux マシン上でしなければな
らないかもしれないことに注意してください。私は自由にできる Solaris box
を持っていないので、まだ、試していません - しかし、/etc/XF86config の中
に次に示すようなフォントエントリを記入する必要があると言えます(私は確認
が必要と考えています)。

           tcp/solaris.box:7200                                        
                                                                       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.3. 他のシステムから Linux へ

他のシステムに X サーバがあるなら、Linux の XDM アプリケーションサーバ
に接続できるはずです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.3.1. Solaris と Linux

普段、Linux box 上で XDM を実行し、Solaris 上の X に Linux box を検索す
る指定をしていると仮定します - 他に情報が必要な方はいますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6.3.2. Windows と Linux

XDMCP 検索をサポートする Windows 用 X サーバを持っているなら、 Linux
box を検索する設定でできるはずです。普段、Linux box 上で XDM を実行して
いるはずです。もう一度 - 他にご質問は?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

7. リソース

この章は、この文書を作成するために役立ったリソースやもっと詳細な概念を
述べたリソースを記載しています。

参考文献の多くは、Linux Documentation Project (LDP) 所蔵のものです - 
http://www.linuxdoc.org/

X ウィンドウシステム
   
     □ X User Howto (LDP (http://www.linuxdoc.org/) から)
       
        [訳注;日本語訳 (http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/
        XWindow-User-HOWTO.html)]
       
     □ Running Remote X Applications Mini Howto (LDP (http://
        www.linuxdoc.org/) から)
       
        [訳注;日本語訳 (http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/
        Remote-X-Apps.html)]
       
     □ Man ページ : X (主要な概念), Xserver (X サーバの概念)
       
     □ X FAQ (http://www.x.org/ 上)
       
Thin-clients/X 端末
   
     □ Thin-client Howto 文書 (LDP (http://www.linuxdoc.org/) から)
       
     □ Linux Terminal Server Project : http://www.ltsp.org/
       
     □ Diskless Howto 文書 (LDP (http://www.linuxdoc.org/) から)
       
     □ X 端末のページ : http://dns.solucorp.qc.ca/xterminals
       
     □ Richard Kaszeta : 古い PC を独立型の X 端末にする : http://
        www.menet.umn.edu/~kaszeta/unix/xterminal/
       
XDM, XDMCP など
   
     □ Man ページ : xdm
       
     □ XDMCP Howto 文書 (LDP (http://www.linuxdoc.org) から)
       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

8. 日本語訳について

日本語訳は Linux Japanese FAQ Project が行いました。翻訳に関するご意見
は JF プロジェクト  宛に連絡してください。

v0.05j

翻訳:
   
    野本浩一 
   
校正:
   
     □ 岡本一幸さん 
       
     □ 武井伸光さん 
       
     □ kanjikanji さん 
       
     □ 佐野武俊さん 
       
一覧に戻る
グリーンネット・トップページへ戻る

http://www.green.ne.jp/